今年は地元鹿児島開催となり、県勢4校が出場する九州大会。
その組み合わせが決まりました詳細は県高野連のページで確認できます。
http://www4.synapse.ne.jp/k-b/144kkumi.pdf
さて、鹿実の初戦の相手は明豊となりました。むう、いきなり強敵です……
ソフトバンク今宮健太選手の母校でもお馴染みの大分の強豪ですが、智弁和歌山時代選手として全国制覇を経験した川崎監督が就任してからはまた違った力強さを身につけてきた印象です。
一昨年秋はヤクルト濱田選手らの強打が全面に押し出された野球で夏ベスト8。この間の選抜では複数の好投手を駆使して、頂点まであと少しと迫るベスト4まで勝ち上がりました。もはや九州を代表する強豪と言ってもいいでしょう。鹿実も吉村投手らがいた一個上の代では、九州大会でコテンパンにやられています。当時のリベンジの機会であり、選抜上位チームを倒し名をあげる絶好のチャンスです。
……と言いたいところですが、そう上手く行かないのが高校野球です。
明豊は甲子園で結果を残したチームだけあって、非常に完成されたチーム。鹿実も秋からすれば実力をつけてきてますし、攻撃力、守備力は九州でも充分戦えるレベルまでに引き上げてきていると思います。ただ、現状投手陣はまだまだこれからといったところ。これから経験を積み。課題をクリアしていかなければならない段階です。
そう言う意味では、いきなり全国上位のチームと対戦できるのは間違いなくプラスになるはず。
とにかく今ある力全てをぶつけに行った上で、今後の成長に生かして欲しい。個人的には、結果以上にそういった部分を望んでいます。
勿論地元開催である以上、結果も求められます。球場に足を運ぶファンのほとんどは、県代表である鹿実の勝利を期待しています。その期待と声援を力に変えて戦って欲しい。ホーム開催の九州大会は秋も合わせて4年に1回。貴重な体験になるはず。
あの、いつもとは違う鴨池の声援を味わい、そして楽しんで戦いましょう!
新一年生の入部、そして県大会を欠場した椎原選手もおそらく復帰してくるでしょう。
応援するこちらとしても俄然楽しみになってまいりました。
県大会以上に素晴らしい戦い、そしてこの一戦の勝利を期待して、いつもと変わらぬ声援を贈りたいと思います。
キバレ、鹿実野球部!